コンビニバイトってどういうバイト?
コンビニは、緊急時に必需品を購入できたり、料理がめんどくさいときにレンジ食品で済ませたりと、今や私たちの生活に欠かせないものとなっています。そんなコンビバイトは、全国に数多くの店舗があるため、採用数も多く学生の定番バイトの1つです。
この記事では、コンビニバイトの仕事内容・メリット・デメリットを紹介します。
仕事内容
コンビニはほとんどの店舗が24時間営業で、長時間シフトを入れることができます。
また、最近はコンビニでできることがかなり増えたので、業務の種類が増えて覚えることも多くなっています。それでは、具体的に仕事内容を見てましょう
レジ内での業務
コンビニバイトは基本的にレジ内での接客業務がメインとなります。レジ内での業務は以下のようなものがあります。
- 商品購入時の会計業務
- 公共料金、税金、などの各種代行収納
- 宅急便やメール便の手配
- タバコの販売
お客様が商品を購入するときの会計業務以外にも代行収納や、宅急便の手配、タバコの販売など業務は多岐にわたります。タバコに関しては銘柄で商品を指定してくるお客様もいますので、可能な限り商品名は覚えておいた方が良いでしょう。
また、最近は決済方法が増えているので働いているコンビニがどういった決済方法に対応しているかもある程度把握しておくことをオススメします。
簡単な調理
コンビニバイトでは、ホットスナックやソフトクリーム、おでんなどの簡単な調理をすることもあります。もちろん味付けがされている肉を揚げるだけといった誰にでもできるような調理なので安心してください。
ランチや夕食時によく売れるため、その時間に合わせて商品がたくさん出来上がるよう調整する必要があります。
商品の品出し・陳列・発注
お客様が商品を取った後に商品が減ったら商品棚に商品を補充したり、商品棚が乱れていたら、商品を並べなおします。お客様が取りやすいことと商品棚を見て不快にならないようきれいに整頓しておくことが大切です。
また、ある程度バイトの経験を積むと商品の発注を任されるようになります。商品の売り上げに合わせて商品を補充する臨機応変な対応力が必要なため、ある程度経験を積む必要があるのです。
発注する際は、多く発注しすぎて在庫を抱え込んだり、少なく発注して売り切れにならないよう気を付けなければいけません。
店舗機械の管理
コンビニにはコピー機やATM、チケット発券機などさまざまな機械が置いてあります。
使い方を知らないお客様に使い方を聞かれることも多々あるため、しっかりマニュアルを理解しておく必要がありますし、できるだけわかりやすい説明を心がけましょう。
また、たびたび機械が故障してしまうこともあるため、定期的にメンテナンスしたり、修理サービスを呼ぶのもコンビニスタッフの仕事です。
店内の清掃
定期的に床や商品棚、レジ周りの掃除を行います。床のモップ掛けを行いますが、雨の日は店内が滑りやすくなってしまうため、掃除の頻度が多くなります。
また、駐車場がある店舗の場合、駐車場内に落ちているゴミの回収も行います。
時給
時給は地域によって多少異なりますが、平均で850円~1,000円程度です。
22:00以降の深夜帯になると約25%増しになって1,200円を超えるお店もあるようです。
また、店舗によっては早朝勤務だと時給+50円~100円しているお店もあるため、バイト先候補のお店の給与体系は面接時に確認しておくと良いでしょう。
基本的には他のバイトに比べると時給は低めですが長時間働くことができるので、時給が低くてもたくさんバイトに入って多く稼ぎたい学生に向いています。
コンビニバイトのメリット
単純な仕事内容
仕事内容はさきほど簡単にまとめましたが、コンビニがアルバイトとして人気である大きな理由の一つがこれです。
接客マニュアルもありますが、お客様への接客業務もほとんど同じものの繰り返しで単純です。
また、覚える業務内容は増えましたが、一度覚えてしまえば、深く考えずに仕事をこなすことができます。一度覚えてしまえばどこのコンビニでも応用できるのもこのバイトの特徴です。
シフトを組みやすい
コンビニやスーパーは24時間営業のため、自分の空き時間に都合良くシフトを入れることができます。
さらに店舗も全国に広がっていて常に人手不足な場合が多く、たくさんバイトを入れたい大学生に向いています。
また、コンビニなら自分の近所に1つはあるので、最寄りのコンビニを選べば通勤時間も短くて済みます。家から近ければ終電を気にせず深夜帯に働くことができるので意外とたくさん稼げたりもします。
廃棄商品が貰えることがある
店舗によりますが、廃棄になる商品を貰えることがあります。廃棄商品がもらえれば食費が浮くので、学生にとっては非常にありがたい特典です。
ただし、どの店舗でも貰えるわけではないことは注意しておきましょう。そもそもコンビニでは、廃棄商品を持ち帰ることは、すべてのコンビニチェーンで禁止されています。
どんな店舗なら廃棄商品を貰えるかというと、フランチャイズのオーナーが運営している店舗です。フランチャイズのオーナーは個人でコンビニを経営しているため、マニュアルはあるもののある程度オーナーのさじ加減でルールを決めてしまうことがあります。
バイトには長く継続してもらいため、オーナー店ではほとんどのお店で廃棄商品の持ち帰りが黙認されているようです。
コンビニ店の約9割がフランチャイズなので、直営店に当たることはそうそうないですが、心配なら事前に確認しておくと良いでしょう。
新商品や人気商品をいち早く知れる
コンビニで働いていると新商品や今流行っている商品をいち早く知ることができます。
新しい物好きの学生にとっては刺激になりますし、友人との話題作りにもなるので、楽しみながら働くことができます。
また、会社によってはバイトであっても新商品の展示会に参加できる場合があります。新商品の試食があったりと非常に楽しめる内容ですので、興味がある方はバイト先の社員に聞いてみると良いでしょう。
接客に厳しい指導がない
スーパーやコンビニは接客マニュアルはあるものの飲食店ほど厳しい指導はされません。
茶髪もOKですし、身だしなみも厳しくなく言葉遣いも最低限のものしか指導されません。
コンビニバイトは、規則に厳しくないユルイ環境でバイトしたい若者に人気です。
コンビニバイトのデメリット
意外と忙しい
「コンビニバイトは楽そうだ」と思って選ぶ学生は多いですが、そんなことはありません。コンビニの利便性が良くなるにつれて従業員が覚えないといけない仕事が増えています。
レジ内業務だけでも、会計・宅急便手配・代行収納・チケット発行・タバコ販売など多種多様な業務に対応する必要があります。覚えてしまえば定型の業務がほとんどですが、覚えるまでに苦労ことは多々あるでしょう。
また、駅近やビジネス街は学生やサラリーマンがドッと押し寄せてきてかなり混雑するので、非常に忙しいです。郊外のコンビニなら比較的空いてることが多いため、どこのコンビニにするかは慎重に決めるようにしましょう。
時給が低め
コンビニバイトは、他のバイトと比べると、給料が良いとは言えません。
給与が少なくても仕事内容の単純さやシフトの組みやすさから人気が集まっており、短い時間にたくさん稼ぎたい人は向いていません。
しかし、時給900円で3時間しか働けない他の職場と時給800円で4時間バイトに入れるコンビニなら1回で貰える給料はコンビニの方が多くなります。 一概に時給だけでどちらが稼げるかは決めないようにしましょう。
コンビニバイトのまとめ
コンビニバイトはバイトの選び先の手軽さとたくさんバイトして稼ぎたい学生に人気のバイトです。
空き時間が中途半端でなかなかバイトに入れない学生もコンビニなら臨機応変にシフトを組めることがあるため、応募してみると良いでしょう。