大学生ってどのくらい稼いでるの?
大学生になったらバイトをしたいと考えている学生さんは多いと思います。ただ、働きすぎによって体を壊したり学業が疎かになっては意味がありません。
最初のうちは、先輩や友達がどれくらい稼いでいるかを目安にしてバイトの量を決めるのも良いでしょう。
日本全国の学生の平均を知っておくのも自分のバイト量をコントロールする上で大事なことですので、この記事で確認しておきましょう。
大学生の平均収入はどれくらい?
大学生の一ヶ月の平均収入は35,000円と言われています。(調査期間2020.3.10 – 2021.4.10)
50,000円以上稼ぐ学生は、全体の2割程度のようです。
月の平均が35,000円ということは、時給1,000円のアルバイトをしていた場合、約35時間働いたことになります。
ということは1週間で約9時間働く必要があります。週3日働くとして1日の労働時間で考えると、3時間程度です。これなら勉強やサークル・部活との両立ができそうです。
通勤時間まで考えると、月に40時間程度はバイトに費やすことになります。
学生はバイトだけが全てではない
これだけ聞くと、
「けっこうみんな働いてるじゃん!」
「あ、私もそれくらいだー」
と皆さんの感想はそれぞれあると思いますが、思ったより少ないと感じる人も多いのではないでしょうか。
実際は学生の本分が勉強だということを自覚できている学生が多いのかも知れませんね。他にもサークルや部活動、文化祭実行委員などに時間を費やす学生も多いと思います。
正直、アルバイトで得られる経験値は実際働いてる社会人からしたら微々たるものです。
もちろん職種によっては短時間で高時給なものもありますが、たいていは体に過度な負荷がかかったり、精神的にきつくなるものが多いです。
そういったバイトで精神・身体をすり減らすよりは、学生のうちは勉強や研究に没頭したり、サークル活動を通して青春を味わうのも非常に貴重な経験です。
また、バイト以外にも奨学金(月平均3,5000円程度)を貰っている学生も増えています。
理由としては、最近のコロナショックによって家計の収入が減ったことです。家族からの仕送りの額が減ったという学生が多くなりつつあります。
バイトの月収は80,000円以下に!
当サイトでは、学生のバイト月収は80,000円以下に抑えるのをオススメしています。
もっとたくさん働いて稼ぎたいと思っている学生もいるようですが、働きすぎは税金を取られる可能性があるので注意してください。
アルバイトには、パートタイム労働法が適用されており、れっきとした労働者です。
働きすぎると税金の対象になるのですが、その対象になるのが年収103万円以上稼いだ場合なのです。
年収103万円を超えると親の扶養から外れてしまい、親が支払う税金の金額が上がってしまうのです。
なので、たいていの大学生は税金の対象にならないように稼ぐ金額をセーブしています。
税金については⇒⇒知らないと損をする税金の知識で詳しく解説していますのでそちらをご参考ください。
年収103万円を月収に換算すると約85,834円となります。
「月平均85,000円までセーフならなんで80,000円なの?」と思う学生もいると思いますが、限度額に対してある程度マージンを持たせておくべきです。
11月まで月平均85,000円ギリギリで働いたが、12月に計算ミスして計103万円を超えてしまった
なんてことは珍しくありません。他にも、
12月のバイトが異常に忙しくて気づいたら12月は月収90,000円になって計103万円を超えてしまった
なんてこともあり得ます。
ギリギリを攻めるのではなく、余裕を持たせて空いた時間は勉強や他の活動に時間を使うのが良いでしょう。
学生バイトの月収まとめ
大学生のバイト月収についてまとめます。
- 大学生のバイト月収の平均は35,000円
- 週3日で3時間バイトしたら平均月収ぐらいになる
- バイトの月収は80,000円以下に抑える
また、サークル・バイト・勉強を上手に両立して留年という事態に陥らないようにしましょう。留年するとバイトでは取り返せない額のお金がかかってしまいます。