バイトを選ぶ基準は3つ
初めてバイトをしようと思ったとき、どのような基準でバイトを選びますか。
直感的に選ぶのも良いですが、ある程度自分の中で選ぶポイントを決めておくことでバイトをしてから後悔せずに済みます。
この記事では、大学生がバイトを決める基準である大きな3つのテーマに絞って解説します。
学生のバイトの選び方は、①職種 ②時給 ③勤務地 の中から優先したいものを選んでいくのが良いでしょう。
どのポイントを重視するかは学生自身の状況によって変わりますが、最低でも1つは優先するものを決めておくとバイトを選ぶのが楽になります。
先ほどの3つの優先事項ごとにバイトの探し方を紹介していますので、参考にしてみてください。
職種を優先する
自分に合っていると思う職種を選ぶのが最も簡単です。
自分が好きな仕事を選ぶことでやる気につながり、仕事が長続きする場合も多いです。
しかし、まだ社会に出て仕事をしたことがない学生は仕事内容や環境をイメージだけで決めてしまい、「こんなはずじゃなかった」と後悔する場合も少なくありません。
自分の好きなことであっても興味のあるアルバイトは知人やネットを使って入念に調べておきましょう。
また、どうしても向いていないと感じたら思い切って辞めるのも有りです。 その場合は、別の職種のバイトをして自分の向き不向きを確認しましょう。
色々なバイトをしているうちに将来自分が就く職業に出会うこともあります。 また、バイト求人サイトを通じて多くの職種の中から選ぶのも1つの手です。
その場合は職種の多い求人サイトから選ぶようにしましょう。
時給を優先する
単純に時給が高いバイトを選ぶのも良いですが、ちゃんと仕事内容も確認するようにしましょう。
時給が高いのは良いことなのですが、高時給な分、仕事の負担が大きかったり、世間的に悪い印象を与えてしまう仕事である場合もあるので要注意です。
基本的には塾講師や家庭教師は仕事内容が楽で時給も高いです。
より多く稼ぎたい人は、次のテーマである「勤務地」もある程度考慮して選びましょう。
勤務地が遠いとせっかく高時給なのに上手に稼げないことがあります。
勤務地を優先する
勤務地を選ぶのは非常に大事です。
例えば、塾講師(時給1,500円)のバイトをする場合で考えてみましょう。
この「1,500円」という時給につられて選ぶ場合もあると思います。
例えば、自宅から勤務地まで往復90分かかるすると、1コマしか授業がない場合でも往復90分使う必要がありますよね。
授業が90分だとすると自宅に着くまでに合計180分必要です。
授業が90分ですので収入は2,250円です。これを帰宅まで含めて時給に換算すると、1,125円になってしまいます。
これをコンビニのバイト(時給850円)、往復10分の勤務地と仮定した場合、帰宅まで含めて180分なら実質働く時間は160分となり収入は2,267円になります。
単純に時給だけで選んでしまうと勤務地までの往復や準備のせいで上手に稼げない場合があるため、勤務地までの距離を考えて選ぶのが良いでしょう。
また、遠い勤務地になってしまった場合は1日のバイトの時間を長くして時間のロスを帳消しするようにしましょう。