無知な学生を狙うブラックバイトとは!?
ブラックバイトに関しては、これからバイトを始める学生、既にしている学生に関わらず知っておくべきです。
ブラックバイトは数年前からよく使われるようになった言葉です。昔から使われている「ブラック企業」のバイト版ですね。
ブラックバイトの定義は色々ありますが、最もメジャーな定義は 学生が学生としての生活を維持できないバイト です。
具体的にどういったバイトのことを指すのか見ていきましょう。
- 正社員並みに働かされる(授業や試験があっても休ませてくれない)
- 労働基準法が守られていない
- バイトでは対応できないほどのノルマを与えられる
- サービス残業が多い
- 賃金の未払いや支払いの遅延がある
- パワハラやセクハラをしてくる
- バイトを辞めさせてもらえない
- ノルマ未達成のとき商品を買い取らされる
ブラックバイトのバイト先や、社員と言う立場や学生がなかなか反論できないことを利用してこれらの負荷をかけてきます。
ブラックバイトの4つの特徴
ここからブラックバイトの可能性があるバイトの特徴を紹介します。
必ずしも全てのブラックバイトに当てはまるわけではないですが、ある程度の目安にはなるはずです。
ブラックバイトにあたったときのストレスはとても大きいので極力避けるようにしましょう。
常時バイトを募集している
ブラックなバイトは当然仕事が辛く、辞める人が後を絶ちません。
また、「あのバイトキツイらしいよ」という風に噂にもなってしまいます。
そういった理由から常時バイトを募集していることが多いです。 求人誌をチェックしていて何カ月もバイトを募集しているようなら避けた方が良いです。
拘束時間のバイト代が出ない
面接時にどこからどこまでが仕事として扱われるか聞いてみて曖昧な回答をされる場合は、ブラックバイトの可能性があります。
例えば、塾講師や家庭教師は、授業の時間のみバイト代が発生する場合が多いです。
いざ働いてみたら、テストの丸付け、進捗状況の報告、授業の復習・予習などはバイト時間外にやる必要があったりします。
給与体系や給与が発生しない時間にすべきことは必ず面接のときに確認しておきましょう。
面接が雑
自己紹介だけして、「明日から入れる??」といった感じの面接を形だけ行うバイト先にも注意が必要です。
そういったバイトは辞める人が多く、人手が欲しいだけなので面接は形だけになってしまっています。
「どうせまた辞めるだろう」といった使い捨て感覚の場合もあります。
人気のあるバイトなら人もしっかり選ぶために綿密な面接を行うはずです。
バイトの条件をはっきり明示してもらえない
2.とも被る部分もありますが、バイトの条件をはっきり明示していない場合も気を付けてください。
・働く時間
・給料アップする深夜帯の時間
・授業が忙しい時に休むことができるかどうか
最低限これらのことはバイトの面接のときに聞いてください。ろくに話も聞いてくれないようなら、その場で採用辞退しても問題ありません。
まとめ
ブラックバイトを避ける一番のコツは、面接のときに納得いくまで質問し続けることです。
それで納得いかないなら「やっぱり御社で働くのは無理です。申し訳ありません。」と告げましょう。
運悪く自分が働いているバイト先がブラックバイトだった場合は、バイトを辞める勇気を持つことも大切です。
就職しているわけではないので、気軽な気持ちで仕事を断るようにしましょう。
バイト先の労働環境や人間関係について悩みがあるときは、”総合労働相談センター”や”労働基準監督署”に相談するのが良いです
。バイトであっても、労働に関することならしっかり相談にのってもらえるので、一人で抱え込まないようにしましょう。